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学校に詳しくない親・子・初学者に薦められる本は?

1 :実習生さん:2006/07/20(木) 11:25:37 ID:VgvEyt2u
これから自分が入学するとき、学校生活に向けて読んでおきたい本。
これから子供が入学するとき、保護者の役割について読んでおきたい本。
これから退学して進路変更をしようとするとき、どんな進路があるのか分かる本。
帰国子女が日本の学校に入学するとき、文化と学校制度について詳しく学べる本。
教員を目指している人が、日本の教育制度について基礎的な知識をつけたいときに読む本。

こういった本について情報交換をしていきましょう。
書店の本以外にも、文部科学省や教育委員会のパンフレットでも構いませんし、
有用なウェブサイトでも構いません。

2 :実習生さん:2006/07/20(木) 12:27:02 ID:U9PG+its
この板、一時間たっても2をとれるのか・・・
なんてマジメな生物なんだ。教師って・・・

3 :実習生さん:2006/07/20(木) 12:31:06 ID:VgvEyt2u
http://science4.2ch.net/material/
材料物性板も有数の過疎板ですよ。

4 :実習生さん:2006/07/21(金) 00:12:38 ID:PuXrFW1n
「超勉強法 by 野口悠紀雄」。
自習の方法の基礎、教師を雇う価値の判断の基礎として役立つ。

「となりの億万長者」。
学歴に関する金銭面の妄想を心地よくこきおろしてくれる。

「勉強の仕方 by 米長邦雄」。
学校で落ちこぼれないためではなく子供の可能性の茅を摘まないために。

「セミナーの準備のしかたについて」
http://www.ms.u-tokyo.ac.jp/~yasuyuki/sem.htm
ダメ教授とまともな教授の違いの一面がわかる。

5 :実習生さん:2006/07/21(金) 09:27:33 ID:rKTm2R9N
基礎的な本が出されるかと思ったら、ずいぶん発展的な本ですね。
そういった方向性なら私もちょっと挙げてみます。

「新版教師のための法律相談12ヶ月」下村哲夫 学陽書房
タイトル通り教師向けですが、生徒や家庭にとってもある程度興味深く読める内容となっています。
以下のような質問が取り上げられています。
「オウム信徒の子どもの就学はどのように扱えばよいのでしよう」
「人違いの生徒に自白を求めて体罰を加えてしまった!」

「校長・教頭のための困った親への対処法!」尾木直樹 教育開発研究所
教員向けですが、親にとってもどういうことが教師から嫌がられるのかがよく分かります。
以下のような例が取り上げられています。
「教育委員会に直接電話をする親」
「学校で子どものしつけをしてほしい」

6 :実習生さん:2006/07/21(金) 10:10:50 ID:rKTm2R9N
「学校解体新書」山岸駿介 小学館
朝日新聞記者による多くの分野の取材録です。
ちょっと物足りない感じもしますが、さまざまな分野についての問題提起があります。

「学習指導・評価の論争点」教育開発研究所
教育界で論争になっている101の事柄についてまとめた本です。
学校社会は不変に見えても裏では多くの論争があるのだということが分かります。
以下のような争点が取り上げられています。
「「オール3」事件とは何だったか」
「進級制度をめぐってはどのような論争があるか」
同じシリーズに「教育法規の論争点」があり、こちらもお薦めです。
品切れ気味ですのでご注意ください。

7 :実習生さん:2006/07/21(金) 10:24:44 ID:rKTm2R9N
すでに有名になっている本ですが、「13歳のハローワーク」も読む価値は高いと思います。
どうも子供向けの感じがあって、やや簡潔すぎる嫌いはありますが、入門書として位置づければ問題はないと思います。
ただ、個人的には研究者についての扱いが薄い感じがしました。
「人の役に立つのが好き」の章に「大学教授」はあるのですが、教育者として書かれています。
いずれにしてもベストセラーですから読んでおいて損はないと思います。

どうも発展的な本ばかり出してしまいましたが、基本的なところから学べるような本って見つけづらいんですよね。
大学生向けの教育制度の本には部分的に深く考察しているだけのような本が多いですし。

8 :実習生さん:2006/07/21(金) 17:01:21 ID:rKTm2R9N
「教育法規重要用語300の基礎知識」結城忠 明治図書
これは法律的な側面から、辞典的に各用語を解説している本です。
公的な用語ばかりでなく、フリースクールや教育バウチャーについても解説がありますが、
学校生活に関する用語は少ないです。

9 :実習生さん:2006/07/21(金) 20:20:32 ID:rKTm2R9N
「詳解教務必携」ぎょうせい
これはもうプロ向けという感じで、教員志望者や学校制度研究者に見てもらいたい本です。
4500円と高いですが、学校のあらゆる制度面について、法律や通達を集めています。
無味乾燥な部分も多いですが、こんな事件があったのかと興味深い事例も書かれています。

10 :実習生さん:2006/07/21(金) 22:45:38 ID:rKTm2R9N
教育書は200冊近く持っているのですが、あんまりお薦めできるような物はないですね。
それぞれは興味深く読めるのですが、重要な本というものがあまり見つかりません。
流し読みしかしていない本も結構ありますので、今後それらの中からよい本が見つかったらいいのですが。

11 :実習生さん:2006/07/23(日) 00:06:24 ID:+qeXbRFs
「絶対評価時代のテストの作り方」鈴木節也 学陽書房
定期テストについてはあまり分からないのですが、この本は興味深く読めます。
著者は元中学校長で、定期テストを廃止して小単元末テストを実施し、
そのときの成功例を綴っていて、複数の教科のテストの例が載っています。
私は現場にいないので内容の当否について判断できませんが、定期テストに興味がある人には役立つと思います。

「学力低下と教育改革」OECD
この本は欧州各国の学校教育を比較した本です。
特徴は、各国の留年率などについて載っている事です。
欧州諸国であっても留年の実態についてはなかなか一般の本には書かれていませんので、
小中学校の留年について考えてみたい人は必読の本です。

12 :実習生さん:2006/07/23(日) 00:16:32 ID:+qeXbRFs
今手元にないので中身を確認できないですが、「教育の文化史」佐藤秀夫 4巻 も結構よい本です。
昔のことについて多く語られていますが、決して今の学校が最良の学校ではないのだと、再認識させられると思います。

有名どころですが、格差問題について知るには「機会不平等」斎藤貴男 も目を通すべきです。
この本は教育関係だけではなく遺伝子やらなにやら色々詰まっていますが、
ジャーナリストらしい読みやすい文章なので疲れません。

13 :実習生さん:2006/07/23(日) 00:33:12 ID:hosvSlV0
ちょうど良いスレなので書き込みます。
私は将来的には教員になりたいと思っている教育学部の一年生です。
夏休みには教育関連の本を読もうと思っているので、何かオススメがあれば教えて頂きたいです。
具体的には、心理学で非常に興味を持ちましたので、発達障害の本を読みたいと思っています。
出来れば概念的なものではなく実際的な、具体的なものが望ましいです。
読み物要素の強いもの、ドキュメントのようなものが読みたいと思っています。
もちろんそれ以外でも良いものは読みたいので教えて頂きたいです。
ただまだ教育を学び始めたばかりですので、軽い感じで読めるものの方が望ましいです。
宜しくお願いします。

14 :実習生さん:2006/07/23(日) 00:40:12 ID:+qeXbRFs
>心理学で非常に興味を持ちましたので、

もし知能関係で興味を持ったということなら、ある程度は知能検査関係の本は持ってますので紹介できますよ。
実際の教員向けの情報ということでしたら、本は持っていないのですが。

非常に有名どころですが「光とともに」という自閉症児についての漫画はお薦めです。

15 :実習生さん:2006/07/23(日) 00:50:25 ID:hosvSlV0
>>14
どうもです。
知能関係もある程度は学びましたので、良いものであれば読みたいと思います。
知能研究の恒常性の話や、検査方法の歴史、具体的な実施方式などは興味のあるところです。
最近接の話まで聞けるとベストなんですが・・・。

光とともには確かこの板にスレが出てましたね^^;
どうも好評のようですので読んでみることにします。

16 :実習生さん:2006/07/23(日) 01:07:49 ID:+qeXbRFs
私は特別支援教育については専らネットサーフィンで興味があるところだけ読んでいるので、
その分野の書籍はほとんど持っていないのですが、一応2冊ほどあったので書いておきます。

「「特殊」学級って、なんだろう?」成沢真介
本棚のどこかにあるんですが手元にないので記憶を頼りに書くと、初めて特殊学級を受け持った先生が感じたことを書いた本です。
たとえば、生徒の作品が障害児コンクールに出品されたので、生徒が先生と一緒に見に行ったとき、
看板を見て「私って障害児なの?」と問いかけられ、著者である先生は衝撃を受けたり・・・といったエピソードがあったと思います。

「特殊児童の教育」カークとギャラファー
洋書の翻訳書ですが、内容紹介を見たら優秀児も特殊児童に含められていたので、
それに興味をもったので購入しました。
アメリカの特殊教育は日本と違ってギフテッド・タレンテッド(優秀児)も含めています。
ただ内容的には結構昔のものですし、日本の現状に合わない部分も多いと思いますが、
結構厚く、基本的な内容はしっかりしていると思います。

なお上の二つはお薦めの本というわけじゃなくて、私の持っている数少ない特別支援教育の本の感想といったスタンスです。
この分野に詳しい方は何百冊と持っているでしょうし、その中にはもっとすばらしい本があってもおかしくないと思います。

知能の本については次のレスで。

17 :実習生さん:2006/07/23(日) 01:21:29 ID:+qeXbRFs
知能関連の本は30冊くらいは持っているのですが、理論よりも実例を重視した本となると以下のようなのがあります。

「WISC-IIIアセスメント事例集」日本文化科学社
16の事例が取り上げられていて、「数量概念がなかなか身につかない軽度発達障害児」などが取り上げられています。
ただ私はあまり読み込んでいないうえ、あんまり検査の実態は分からないので、理解し切れていないです。
なお姉妹編に「WAIS-Rの理論と臨床」がありますが学校ではあまり使わなさそうですね(でも読んで損はないかと)。

「事例による知能検査利用法1」田研出版
田中ビネーの事例集ですが、出版後12年たっても2は出ていません。
こちらもいくつかの事例について詳細に載っています。

18 :13:2006/07/23(日) 01:24:58 ID:hosvSlV0
>>16
どうもです。
「「特殊」学級って、なんだろう?」はまさに読みたいと思っていた感じのものですね。
とても興味をそそられましたので読むことにします。
「特殊児童の教育」というのはなかなかイメージがわかなかったのでググッて見ました。
かなりしっかりした感じのもので、何か発達障害のバイブルのような感じを覚えますね^^;
内容的には良さげですが、夏休み中に読めるかというとやや疑問かもです。
将来的には読んでおきたいと感じました。
これはレポート書くときにすら使えそうですしね^^;


19 :実習生さん:2006/07/23(日) 01:25:55 ID:+qeXbRFs
上記の本は一般人でも買える本ですが、
>具体的な実施方式
となるとウェクスラーの本は問題が出てきます。
ウェクスラー系のマニュアルは専門家しか手に入れられないようになっているので、
心理学の学生とかなら大丈夫な場合もあるようですが、やや面倒になると思います。
田中ビネーnマニュアルは普通に書店で注文できます。

20 :実習生さん:2006/07/23(日) 01:27:04 ID:+qeXbRFs
ところで、ウィキペディアの知能指数と知能検査のページは既に見ましたでしょうか?

21 :13:2006/07/23(日) 01:42:50 ID:hosvSlV0
>>17
「WISC-IIIアセスメント事例集」の「数量概念がなかなか身につかない軽度発達障害児」(LDについてですかね?)には関心があります。
数学の免許も取ることを目指していますので。
「事例による知能検査利用法1」もググッてみました。
事例というのがかなり具体的なようで興味がわきました。
あまり知能検査というものを感じさせない事例のようで、むしろ生徒指導に関連する感じがし、興味深いと思います。
読んでみる事にします。

>>19
一応うちには心理学科もあるのでなんとかなりそうではありますが、やはり面倒ですよね^^;
>>20
ウィキペディアに関しては知能指数は見ました。
ああいったお話的な内容は結構好きです。
検査の詳細は見たかもしれませんが覚えてはいませんね^^;


22 :実習生さん:2006/07/23(日) 01:59:39 ID:+qeXbRFs
>LDについてですかね?
いえ、どうも境界線級の知能指数の例みたいです。
「軽度発達障害」という言葉は知的障害を含まない意味に使われる場合も多いので、
確かにLDやADHDを連想しそうですね。

>数学の免許も取ることを目指していますので。
ちなみに「算数の図形学習に困難を有する児童」という事例もあります。

>事例というのがかなり具体的なようで興味がわきました。
「エーラス・ダンロス症候群」という皮膚か傷つきやすい病気のため、
外であまり遊ばないという例とか、かなり具体的な書き方です。

>やはり面倒ですよね
まあ、心理検査のネット通販のところだと、さすがに身分証を求めるほどではないので(以下略)

>ウィキペディアに関しては知能指数は見ました。
両方の記事の末尾に参考文献リストが載っていますが(多分どちらも同じ)、
あれを参考にするといいと思います。
実はさっき書いている途中で、あそこのリストを紹介すればいいということに気がつきました。
といっても「WISC-IIIアセスメント事例集」はあそこには載っていなかったので、
どっち道こちらで書くことになりましたが。

23 :実習生さん:2006/07/23(日) 02:09:10 ID:+qeXbRFs
あ、でもウィキペディアでも↓書いてある通り、古本屋でたまたまあったら買うという方法もないわけではないですね。
古い版の検査のマニュアルしかないこともありますが・・・
>(ただし、一般向けでない書籍でも、古書店で販売されている例も見かける。)

>最近接の話まで聞けるとベストなんですが・・・。
最新の研究について知りたいということですよね?
「知能のミステリー」別冊日経サイエンス
薄いですが、これあたりよさそうな気がします。
なにぶん日本の知能研究分野は発達が止まっているので、近年はあまり本が出ないんですよね・・・
洋書を読むつもりがないなら、20世紀に出た本で何とか調べる程度の考え方で十分だと思います。

24 :13:2006/07/23(日) 02:15:25 ID:hosvSlV0
>>22
丁寧なレス感謝です。
大変参考になります。
知能検査にこれほど関心がわくとは思いませんでした。
本当にありがとうございます。

ちなみに夏休み終了まで、良い本は随時募集中です。

25 :実習生さん:2006/07/23(日) 02:22:11 ID:Sd5GMS8M
話の流れに乗らないが、

孔子の「大学」

人が学ぶ、教育を受けることの原点について論じられている古典だが、今の時代にこそ有益な示唆に富んでいると思います。ぜひ。

26 :実習生さん:2006/07/23(日) 02:26:37 ID:+qeXbRFs
「事例による知能検査利用法1」も「WISC-IIIアセスメント事例集」も不登校の事例が載っています。
ただ注意すべきなのは、不登校(長期欠席)は知能検査によって何とかなるものはごくわずかだということです。
重要なのは心理学や精神医学の観点からではなく、学校制度のひずみという観点から認識すべきことであり、
その上でさらに「千差万別である」ということを常に念頭に置かないといけません。
知的障害やアスペルガーや神経症といった単独のものなら、定石といえる対応方法がありますが、
長期欠席については生徒によって適切な方法が正反対であることがよくあります。

知能検査よりももっと広い視野で心理学の負の側面を知りたいのなら、
「人間の測りまちがい」がとてもいいと思うのですが、これは絶版になっています。
一度絶版になって復刊したもののまた絶版になっていて、ネットの古書店を見てもさっぱり引っかからないようです。
http://www.fukkan.com/vote.php3?no=27791
復刊コムで投票しているのですが、まだ10票しか集まっていません。

27 :実習生さん:2006/07/23(日) 02:41:05 ID:+qeXbRFs
まあ、スレッドが即死判定に引っかかってしまうといやなので、対策もかねてレスを増やしたかったという理由もあります。
即死判定って基準が非公開なので、何レス・何KB貯まれば回避できるのか分からないんですよね…

知能関係の本は高価なものが多いですし、一冊で十分という本が(多分)ないので、
次々に知りたいことが増えてしまいがちなので、心理学科もあるなら図書館の利用がベターかと思います。
でも、今はウィキペディアがありますが、あの記事がない時期はネットにまともな解説サイトがなくて、
ものすごく情報収集が大変だったような個人的印象があります。
>>13さんが知能について最初に詳しく知ったのは、ウィキペディアだったのでしょうか?

ところで大学の夏休みっていつごろまでなんでしょうか?

28 :実習生さん:2006/07/23(日) 02:49:13 ID:hosvSlV0
>>23
最近接はやはり教育の醍醐味だと思うので関心がありますね。
そして洋書はやはりキツイですね^^;
>>25
レス番がないので私へのレスなのか分からなかったのですがきっとそうなのでしょう。
見るからに古典ですね、私に読み切ることが出来るかやや不安がありますね^^;
しかし是非と言われると読みたくなりますね。
見つけたら読むことに致します。
>>26
まぁ当然知能検査だけでなんとかなったら誰も苦労はしませんものね。
・・・でたか、絶版・・・。
図書館などであると良いんですがね・・・。
お気づきの通り負の側面は気になります。
個人的には知能検査に肯定的な方ではないので。
(だから最近接に興味があるわけですね)
ちなみに投票してみようかと思ったらシステムメンテでしたわ^^;


29 :実習生さん:2006/07/23(日) 02:59:39 ID:+qeXbRFs
あれ、もしかして「最近接」の意味誤解してしまったでしょうか。
「最近の」の意味にとってレスしてしまいましたが、検索するとそういう用語があるみたいですね。

洋書については私も読めません。
ネットでも翻訳サイトを使わないと読む気が起きないですし。
教育分野は日本ローカルな要素が大きいので、あまり不便には感じませんが。

>見るからに古典ですね
孔子の思想は孫子や韓非子と同じシリーズで漫画になったものがあるので、それが入門としていいと思います。
ちょっと時代にそぐわない内容もありますが、荘子あたりを一緒に読めば中和できるような気がします。

>個人的には知能検査に肯定的な方ではないので。
これは、集団式のペーパーテストだけではなく、個別式についてもでしょうか?

30 :13:2006/07/23(日) 03:08:53 ID:hosvSlV0
>>29
そうですね、最近接発達領域のことですね。
知能検査についてですが、やはり障害を見分けるには便宜上有効だとは感じますが、
所謂スタンフォードビネー式の印象が強すぎて否定的に見てしまいます。
天才かどうかを見分ける道具としては使いたくはないですよね。


31 :実習生さん:2006/07/23(日) 03:23:21 ID:+qeXbRFs
なるほど、ヴィゴツキーの提唱した概念で、「自力で達成できる水準」から「助けによって達成できる水準」までの間のことですね。
知能検査の結果を生かして、「教師の手助けによって達成できる水準」を見極めるということでしょうか。

>所謂スタンフォードビネー式の印象が強すぎて
これは現在のスタンフォード・ビネー知能検査のことではなく、ターマンの英才児教育志向による知能検査開発の印象のことでしょうか?
たしかに初期のターマンは優生学のようなものに熱中しすぎていた印象がありますね。

>天才かどうかを見分ける道具
創造性検査とか、他の検査と組み合わせて使うならまだしも、
知能検査単独では発達の早さぐらいしか分からないですしね。

32 :実習生さん:2006/07/23(日) 03:35:07 ID:hosvSlV0
>>31
それですね。
まさに教育の意義だと思います。
で、知能検査もターマンのものですね。
その印象のことです。
精神遅滞を見分けるのであれば仕方ないことですが、
天才を見分けるような、知能の恒常性、生得論を連想させるようなのは教育者としてはやはりいただけませんからね^^;
嘘でも違うと言って欲しいくらいです。
ロックの白紙とまではいかないまでも、やはり人間は教育で変われるんだという意思を持ちたいです。
教員を志す身としてはそう思っていないとやっていけませんよね。
(故に最近接が出てくるわけですけどね)

33 :実習生さん:2006/07/23(日) 03:50:52 ID:+qeXbRFs
うーん、実はアメリカとかでは高知能児に対しては他と違う教育をするような事が結構行なわれているんです。
むしろ同年齢児に合わせるとかえって問題が起きるという考え方があるようです。

高知能児を天才と呼ぶのは変な訳になっちゃいますが、秀才とか早熟とか呼ぶなら問題ないと思います。
そしてただ知能指数が高いというだけでは判断力や作業量が高いということを表すに過ぎないですが、
他の人にはできないようなことができる独創性というものは教育現場では潰さず育てるべきだと思います。
エジソンやアインシュタインのような独創的なことができるという場合は、
知能指数に関わらず貴重ですし、人類の進歩にとって欠かせない存在です。

個人的には、浮きこぼれに対する適切なフォローという意味で、高知能児の発見はそれなりに意味があると思います。
それは落ちこぼれに対するフォローと同等の重要さがあると思うのですが、
今の日本ではどうも考慮されにくいようですね。

やはり、「独創の天才」と「知能指数が高い秀才」は分けて考えるのがすっきりします。

34 :実習生さん:2006/07/23(日) 04:03:51 ID:hosvSlV0
まぁその辺はいかんともしがたいですよ。
分けたほうが上手くいく可能性のほうが高いかもしれません。
しかし、大人たちがすっきりするために、子供の可能性を否定するようなことはしたくありません。
例えば、知能の低いクラスに入れられた子は、やはり「自分は他の子より知能が低いのだ」と認識してしまうかもしれません。
そういった先入観を子供に持たせるのは好ましくないと思います。
まぁ、確かに浮きこぼれフォローに関すれば意味のあることだとは感じますけれど。
ビミョーな問題ですね。

35 :実習生さん:2006/07/23(日) 04:12:46 ID:+qeXbRFs
とはいえ、日本の学校制度自体が能力に応じた教育に不向きなので、非常に議論を組み立てにくいという問題があります。
幼稚園から高校まで、一つの学年に異なる年齢の生徒がいることは数少ないので、
発達が早い生徒も遅い生徒も同じ学級で教育するという前提に立たざるを得ず、それがかえって知能検査の有用性を高めてしまっているような感があります。
本来の意味での能力別学級であれば、最初に知能検査をするくらいで、普通に指導していけば問題はないのですが、
今の制度では無理に全員同じ学級に入れるため、枠からはみ出してしまう生徒がどうしても出てしまいます。

ただ、現行の習熟度別学級には佐藤学氏の否定論もありますので、慎重に検討していくべきなのですが…
個人差に対し、学年と学級の2種類の学力基準で対応するというシステム自体、もともとおかしな話なのですけどね。

36 :実習生さん:2006/07/23(日) 04:27:07 ID:+qeXbRFs
>例えば、知能の低いクラスに入れられた子は、やはり「自分は他の子より知能が低いのだ」と認識してしまうかもしれません。
この種の問題は、生徒側が年齢を意識しすぎているからだというのが私の持論です。
知能指数が低い子が、同年齢ばかりのクラスにいると、自分の知能の低さが浮き彫りになりそうです。
たとえば上手く受け答えができなくて遠ざけられたりとか・・・
でもその子が自分と同じ知能レベルの(知能指数のではなく)異年齢混在のクラスにいれば、
知能の面では同等の級友と対応することになるので、自己評価は低くならないはずです。
年齢さえ気にしなければ・・・

もっともこれとは別の問題で、自分より高い知能の相手との交流が無ければ、知的発達がしにくくなる可能性もあります。
しかしこれは、教員という大人が存在することである程度カバーできるような気がします。

子どものうちから自分と他人を比較するような意識を持つのは弊害が大きいと思います。
適切なライバルが存在するのならば、最初から違う土俵の人と比べるよりは望ましいですけど。

とりあえずこれで休みます。

37 :実習生さん:2006/07/23(日) 04:35:35 ID:hosvSlV0
てかあまりにスレ違いな気がしますので、他の場所があるといいんですがね。

38 :実習生さん:2006/07/23(日) 12:35:30 ID:+qeXbRFs
検索しても習熟度別教育のスレすら存在していませんね。
スレタイに「習熟度、能力、適性」などの語句を含めたスレッドを立てれば良スレに育つと思います。

同年齢教育の問題についてなら「年齢や学齢にこだわらない学校がほしい!」が既にあるのですが。
http://school5.2ch.net/test/read.cgi/edu/1149732104/l50

しかしよく考えてみると、これから10年か20年は同年齢教育の制度は揺るがないでしょうから、
制度改革があるまでは、現場ではそれを前提として教育せざるを得ないですね。
習熟度別教育は、本来はダブルスタンダードですが、現状では最適なのかなあという気もしてきます。

私は2冊くらいしか持っていませんが、習熟度別学級について研究している人が見ていましたら、
利点や欠点などの現状よく分かる良書を紹介していただきたいです。

39 :実習生さん:2006/07/26(水) 02:50:08 ID:O+gXt6Jh
ご冗談でしょうファインマンさん

これって、教育を論じた本じゃないんだけどヒントはすっごく多いと思う。
著者はいわゆる天才科学者。



40 :実習生さん:2006/07/26(水) 16:51:05 ID:MN7SyYbA
んー、なんというか、日本の学校制度について分かりやすく説明している本ってないのかな?
中学校ではこういう教育が行なわれる、とか初歩的なところから書いてある本を知りたい。

41 :実習生さん:2006/07/29(土) 15:50:42 ID:FZEUNIwe
>>4
「となりの億万長者」は持ってる。
アメリカの富豪に共通する特徴を描いた本だよね。
強調されているのは倹約上手な人が富豪になるということで、アメリカ人は貯金をあまりしない住民だから、
向うではそれなりに受け入れられた説なのだと思う。
ただ、日本のように貯蓄国家では高所得者は高額貯金者でもあり、
もうちょっと自己投資にお金を使った方が上手くいくようなケースもある。
特に日本では資産運用なんてまだまだ環境が整ってないし、一般人には勧められない。
ただ最近の若年者の貯金ゼロの層にとっては結構ためになる本だとは思う。

42 :実習生さん:2006/07/29(土) 18:04:53 ID:FZEUNIwe
同一著者の「なぜ、この人たちは金持ちになったのか」の方が内容が濃く感じた。
かなり面白いエピソードも挿入されているし、最初に買うならこっちの方がいいと思う。

43 :実習生さん:2006/07/29(土) 18:17:03 ID:FZEUNIwe
今思いついたけど、読まない方がいい悪書についても書いてみると面白いと思う。

44 :実習生さん:2006/07/29(土) 18:35:30 ID:i6irtQUX
悪書
和田秀樹の著作

45 :実習生さん:2006/07/30(日) 13:05:53 ID:ES9nL6C/
悪書といっても、役に立たない本から有害な本まで色々あると思います。
昔は役に立たない本は本屋から淘汰されていきましたが、今はネットの普及で立ち読みできずにそういう本を買ってしまうことも多くなりました。
そういう本は文庫化もされず、値段も高いので買って損したと思うことも結構あります。

一方、とてもいい本なのに売れ行きが芳しくなくて絶版になってしまう本も多いです。
グールド「人間の測りまちがい」
ローレン「日本の高校」
坂本秀夫・中野進「生徒の学習権が危ない」
あたりは一読の価値が高いですが、古書店でも入手が困難です。

46 :実習生さん:2006/07/30(日) 16:37:17 ID:ES9nL6C/
http://www.fukkan.com/vote.php3?no=27791
「人間の測りまちがい」は復刊ドットコムで投票募集されています。

悪書といえば、内容に偏りがある点では不登校経験者向けの学校案内がその一つだと思います。
私立のやや商業主義的な学校を主体に特集していますし、サポート校のような体質がしっかりしていない学校もあまり批判的に取り上げていません。
また、これは現在の教育環境では仕方ない面もありますが小中学校をほとんど取り上げないのも問題です。
せっかく学校社会から一度離れた人たちに対し、「高卒資格取得」のようなうたい文句で、
悪い意味の学歴社会の一員となることを勧めるような内容になっているのでは意味がないと思います。

あと中高留学について書かれた本にも、読者を惑わせるような記述があります。
実は留学にも年齢制限がある場合も多いのに、全く書かれていなかったり、
夢だけ持たせるような書き方をしている本もありました。
なんとなく自分の気持ちを書いただけ、というような私小説的な実用書は困りますね。

47 :実習生さん:2006/08/05(土) 00:21:49 ID:NDRLAyRM
教育用語辞典のよしあしを語ってくれないでしょうか。
自分はまだ1冊しかちゃんとしたのを持っていないのですが。

48 :実習生さん:2006/08/07(月) 18:19:37 ID:am8KoeMV
第一法規の新教育学大事典は絶版ですが結構細かなことが書いてありますよ。
ぎょうせいの大事典と比べて値下がりしていませんし、図書館で見たほうがいいと思いますが。
現場のことに通じていないなあ、というのは両者とも同じですが、これは1冊物の事典でも同じことですし。

49 :実習生さん:2006/08/07(月) 18:21:02 ID:am8KoeMV
http://school5.2ch.net/test/read.cgi/edu/1136785688/l50
このスレより。↓

605 :実習生さん :2006/08/04(金) 16:06:56 ID:qPeKNAZR
>>3が非常にいいことを言っているのに無視ですか。
教育制度をほとんど教えない学校なんてものが許容されているのがおかしいと思う。
小学校から、日本の教育制度の概要をしっかりと教えていくべきだ。
どんな階層・環境に育っても自分に最適な進路を選べるようにするのが目標。

あと、ここで飛び級について語っている人には、飛び級と年少者の進級を混同している人がかなり多いように見受けるのだが。

50 :実習生さん:2006/08/21(月) 18:45:45 ID:xHs2b2pr
学校においてのマイノリティについて扱ってるような本はないでしょうか?
人種とか障害とかに限定しないで多くの観点から見たような情報があればうれしいです。

51 :実習生さん:2006/09/09(土) 18:38:18 ID:QZlqnP3a
会員制サイトmixiで、「学校等の教育現場における少数派」というコミュニティを作っています。
参加者は12人。
mixiに来られる方はご覧ください。

52 :実習生さん:2006/10/22(日) 17:44:47 ID:1br8lir1
日英対訳 外国人がよく聞く日本の学校Q&A
この本、一見すると特殊用途向けですが、なかなかいい本です。
日本人があまり疑問に思わない点でも詳しい解説があります。
「中卒者のほとんどが高校に行くのはなぜか」とか「落第はあるか」とか、
今までの本でなかなか見かけなかったような質問とかが結構載ってます。

53 :実習生さん:2006/10/26(木) 20:14:50 ID:UHll+fUj
姉妹スレ
教育・行政・学校運営のための加除式図書について
http://school5.2ch.net/test/read.cgi/edu/1159872251/

加除式の中にも読み応えがあるのはあるよ。
高いけどね。

54 :実習生さん:2006/11/21(火) 06:44:47 ID:oz+urjd7
ほんとにいい本ないねー

55 :何するかわからん渡パン:2006/12/16(土) 01:27:32 ID:5MXqQHAK
おれのエロ本でよければ...

56 :実習生さん:2006/12/16(土) 01:41:02 ID:RhG3waCO
灰谷健次郎・著 「きみはダックス先生がきらいか」

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